2014年5月5日

日本医学会用語辞典が一般公開されました

数日前にTwitterで知ったのですが、日本医学会の医学用語辞典が無料で一般公開されました。
ユーザー登録が必要ですが、簡単な手続きですぐに使用開始できます。


日本医学会 医学用語辞典

試しに使ってみたのですが、「腫瘍」と日本語で引くと、「腫瘍」が含まれる用語全てがラインナップされます。「2胚葉性混合腫瘍」からはじまって、「鼻腫瘍」まで471個ヒットしていますね。

リストの中から自分の知りたい言葉をクリックすると、英語が表示されるのですが、
複数の表現が提示されるところが親切だなと思いました。
先の例で、「2胚葉性混合腫瘍」であれば、”bigerminal mixed tumor” という一語しか表示されないのですが、「子宮頚腫瘍」だと、日本語も「子宮頸部腫瘍」と「子宮頚腫瘍」と2種類表示され、代表語は「子宮頸部腫瘍」であると表示されています。
もまた、uterine cervical neoplasm、cervix uteri neoplasm、cervix neoplasmの三種類が提示されていて、cervix uteri neoplasm、cervix neoplasmが代表語であることもわかります。

スクリーンはこんな感じです。


訳語を決める時に、「複数の言い方が使われているみたいだけど、どれが一般的なのかな」と悩むことがありますが、判断基準の一つに取り入れてもいいかもしれませんね。

今まで1.5万円で販売されていた辞書の無料化。
この流れに乗って、他の学会もどんどん用語集を無料で公開してもらえたらなぁと思います。