2013年11月12日

第73回AMWA年次集会(2013年)の感想など

2013年11月6日~9日まで、オハイオ州コロンバスで行われたAmerican Medical Writers Association (AMWA)の年次集会に行ってきました。
4日間の会期中、全米から、そして米国国外からも多くのライターが集う年に1度のお祭り的イベントで、
私は初参加でしたが、多彩な年齢層と専門の異なる多くの人と知り合いになれてとても有意義な時間を過ごすことができました。
ただいま帰りの飛行機の中ですが、この4日間のまとめ記事を・・・。
ここは基調講演などがあった宴会場みたいな部屋。後ろにExhibitorのブースがあって、
気軽に立ち寄れてよかったです。

★AMWAデータ★
会員数:約5000名

第73回年次集会参加者数:800名

参加者の国籍:シンガポール、インド、日本、中国などのアジア諸国、英国、オーストラリア、カナダからも。(他にもいたかもしれないんですが、直接お話したのはこんな感じでした)

Chapter:会員になると、住所によって自動的にChapterと呼ばれる地方会に割り当てられます。各Chapterにはリーダーがいて、質問に答えたり、オフ会を企画したりしているそうで、最近はWebベースの勉強会もあったりするみたいです。残念ながらアメリカ国外在住者はChapterに所属できないしくみなのですが、たまたま仲良くなったおじさんがミシガンChapterの方で、せっかくだからミシガンの夕食会においでよーと誘ってくれて、Chapter夕食会にお邪魔してきました(すごいフレンドリー!)これもご縁なので帰国したらミシガンChapterに入れてもらえるようにお願いしようかなと思っています。
それか、思い切って日本ChapterとかインターナショナルChapterとか自分で企画すればいいのかもしれないですね~。それも楽しそう(活動が全部オンラインにすればやれそうな気がするー)

★プログラムとそのしくみ★
この年次集会に参加するには、まずレジストレーションを行い($550)、その後この4日間に用意されているワークショップ($110)、オープンセッション(無料)、朝食会($25)、昼食会($25)など100近くあるプログラムから自由にスケジュールを自分で組み立て、事前登録します。

私は薬事Regulatory/Researchに関する認証プログラムを履修中なので、認証取得に必要なワークショップに参加して単位を取得することが主な目的でした。参加者の中には、オープンセッションと言われる無料セミナーだけを興味にあわせて選んでいる人もけっこういました。

私は全部で5個のワークショップ、朝食会と昼食会を2回づつ、夕食会1回、オープンセッションを2個履修しました。「5個もワークショップ受けるの?大変だね!」とアメリカ人もびっくりのタイトスケジュール。でも飛行機代もかかってるし、取れるモノは全部履修する!とか言ってると、こんなぎちぎちに・・・。
普段はコーヒーをあんまり飲まないんですが、会期中はずっとコーヒー片手に教室を移動していました。カフェインでアドレナリン誘発しないと・・って感じで。 

セミナー類の講師は会員が務めていることがほとんどだそうで、基本的にはボランティア。ただし、講師を務めるとレジストレーション費が少しだけ安くなるしくみがあるとか。ディスカウントが目的で教える人はいらっしゃらず、自分の知識や経験を他の会員と共有したいという気持ちでやっているそうです。自分も教えてもらったのでその恩を次の人に伝えたいからと答えている講師もいらっしゃいました。また実務的には、この年次集会で行ったワークショップの評価が高いと、自分の経歴にもよい印象を与えられるそうで、新しい仕事に繋がったりすることもあるとか。そんなことで積極的に講師役を引き受ける方が多いみたいです。毎年3月に来日してMITAやJATPHARMAでお話いただくトム・ラング先生もAMWAの優れた教師として表彰されたご経歴をお持ちです。 

★ボランティア★
ボランティがが多く活躍するAMWA。この年次集会も多くのボランティアに支えられてました。

参加した朝食会で「Medical Writerとして業界に入りたいならまずAMWAでボランティアをしなさい」と力説しているリーダーがいました。1年に1日だけ、レジストレーションの受付でもいいから何かやるのと何もやらない5000名のうちの一会員となるかでは業界での知名度が全然違うと。
実はカンファレンスに参加して雰囲気がよさそうだったらAMWAでもボランティアをやりたいなと思っていたので、このリーダーに朝食会後、私でもできそうなことに相談にのってもらったり。
 
★全体的な感想★
とにかくみなさんフレンドリー。この4日間で新しい知識の習得とネットワーキングを目標にいらしている方が多いので、とにかくよくしゃべる。
そして運営側も「新しい参加者に気遣いを。そして新しい参加者は積極的にネットワーキングを」と呼びかけていました。

私は他の学会などの参加経験がないので比較できないのですが、「AMWAはどの学会よりもみんなフレンドリーで、親切。今年は特にカジュアルな服装の人も多いので話しやすい」といっているアメリカ人の参加者もいました。

日本からの参加者はだいたい20名ぐらいだったような。多くは製薬会社勤務のメディカルライターさんと、翻訳会社さんが中心で、みなさん旧知の関係のようでした。そんな中、フリーで初参加の私にも気遣いをいただいてありがたかったです。

私は海外に出るのが8年ぶり、アメリカにはもう20年ぐらい来ていなかったので、いささか英語による会話力に不安があったのですが、この夏ぐらいから特訓(?)した成果と、フレンドリーな会員のサポートもあって、講義に参加したり、ランチミーティングなどで質問したり意見を述べる程度であれば困ることはあまりありませんでした。もちろん聞き損なったこともあるでしょうし、100%理解できているとは思ってませんが、この4日間を楽しく有意義に過ごせたという実感を得られたことにすごく満足しています。

来年はメンフィス、その翌年はテキサスのサン・アントニオでの開催が決まっているそうです。この1年がんばって稼いで、またメンフィスかサン・アントニオに参加できたらと思っています。

今週末のどこかでラジオをやるつもりなので、裏話的なことなどお話しようかなと思っています!

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